Back Light Museum

日頃のこととかを時々ぼそぼそと

映画 さんかく

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さんかくって映画を見た。

ちょっとうまくいってんのかな?いってないのかな?ってカップルのもとに彼女の妹が二人の同居先に夏休み居候することになる。夏が終わり居候を終え、妹が地元にかえった後のカップル二人には、あれあれ?みたいな感じになってくる。

 

って感じの映画なはずです。

 

多分制作費もそんな高くないし、時間もあんまりかかってない映画なんだけど

思ったよりっていうか面白かったです。

 

まず妹役の小野恵令奈ちゃんはよかったね。

なんだろね。あの子供から大人に変わっていくあの瞬間の

女の子の無敵感は...

江口寿史さんが多分この映画を見ての小野恵令奈のイラストを描いてるんだけど、

あのシーンですよね。わかるわかる。マストです。エロいです。

 

前半は、その小野ちゃんの無敵感を楽しみつつ、後半からはがらっと映画のテイストが変わって、ちょっと田畑智子が殺気立ってて怖いです。でも映画みたらわかるんだけど、

いろいろ彼氏を襲う災難が起こるんだけど、全部田畑さんが悪い訳じゃないからね。そこで少し救われるよな。田畑さんの立ち位置が。

でも最後の田畑さんのあの表情は何でしょうね?うちにはよくわかんないな〜

ん〜、、、ただ多分あの二人はまたやり直せる気がします。

 

人間ってわがままで自分の手に絶対的存在があると、それに安心して

手に入らないような触るともろいような存在が欲しくなるんだと思う。

でも、そのもろい存在が手に入ると、絶対的な存在がまた欲しくなるし、

絶対的存在がなくなると足場がふらつきまたその絶対的存在をほしがるだろうし

人間は何かを求めていたいのかなと思いました。

 

そういう意味でもこのさんかくは

ほしがる人間や、欲してないのに求められちゃう人間やらがあらこらなるんだから

この映画、面白いです。

 

お勧めします!