Back Light Museum

日頃のこととかを時々ぼそぼそと

映画 「RUBY SPARKS」

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こんばんは、営利案図改めて、carrotappliqueです。

 

名前変えたんですよ〜。ね〜。飽き症なんですかね。よくわかんないや。はい。

 

今日も映画を紹介します。

今日紹介するのは『RUBY SPARKS』って映画です。

 

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ある小説家がいるんだけど、一作目でヒット飛ばしたんだけど、次の作品が生み出せないし、彼女とも別れちゃって、なんか残念な感じなんです。

 

その小説家は、タイポライターを使って、小説を書いてるんですけど、ある日、自分の夢のなかに出てきた女の子のことをタイポライターを使って、文字に起こすんです。

そしたら、夢のなかに出てきた彼女の声が聞こえるんです。

実際の世界に、彼の夢見ていた女の子が現れたんですね。いや、うらやましい。

 

そして、二人は付き合い始めるっていう。。。。。

 

ほんと、さわりの紹介です。

 

前から、この映画のパッケージが好きで気になっていたんだけど、邦画しかあまり見ない自分には手が伸ばせずじまいでした。でもTSUTAYAでおすすめがされていたので、せっかくだし見てみようと思ったら、これが思ったよりもおもしろかった。

 

まず、主人公の小説家と夢から出てきた女の子が良い。

小説家のなんか冴えない感じとか、女の子もいろんな彼女の態度の変わり様をいい感じに演じきってて、ほえ〜って思います。女の子はゾーイカザンさんていう海外の女優さんです。なんか「アメリカン・ホラー・ストーリー」の娘の人を思い出しちゃうけど、あれはまた別人。

 

この映画の小説家と女の子の関係性には、ある1つの鍵があります。

それは、小説家の男の子がタイポライターで打ち込んだ通りの女の子に変化するってことです。つまり、自我がない。思い通りにできるってこと。

 

夢から出てきた女の子は生きてるので感情があります。この社会を彼とともに生きて行くなかで様々な体験をして、彼女も成長して行きます。でも小説家の男はそれをまた0に戻すことが出来るんです。

 

後半からは、そのことによって、二人の関係性が徐々に崩壊していくんですね。

 

人間同士の恋愛は、相手が何を考えてるか分からない。だから相手のことを知りたいって思うところにある1つのおもしろみがあると僕は思います。それがなくなったときに生じる面白み、または悲しみや、理不尽。

 

ラストはハッピーエンドですが、それに至るまでの過程でルビーがスパークします。結構考えさせられます。面白いです。

 

映画の予告編は、なんか海外のおしゃれ恋愛映画みたいな作りしてますが、

実際見たらそんなことないし、なんでこんな予告になってしまったんだって感じです。

はい、おすすめします。