Back Light Museum

日頃のこととかを時々ぼそぼそと

ねむきゅんこと夢眠ねむさんのはなし

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今日はずっとずっとまとめたいと思っていたけど、
まとめられていなかったねむきゅんとのことをべらべら話してみようと思います。
 
ねむきゅんは
でんぱ組.incというアイドルグループの
ミントグリーン担当 夢眠ねむさんのことで、
自分は高校1年生のときからずっとファンでした。
その夢眠ねむさんがでんぱ組.inc コスモツアー 2019 in 日本武道館をもって、
でんぱ組.incを卒業しました。
3月末をもって芸能活動も引退。
引退後は、本屋開業とたぬきゅんプロデュースをするそうです。
そんなねむきゅんとのことをちらほら記録に残してみたいと思います。
 
 
 
2012年、当時のぼくは、AKBHKTももクロが好きでした。かるーいドルオタだったのかな。
Twitterのタイムラインにもちらちらドルオタのフォロワーがいるなかで、回ってきたのが、この画像。

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一番最初にねむきゅんを知った画像

これをみて、夢眠ねむ、かわいいなと思ったのが最初でした。

(高校時代に推していた先生に似ていた…)
 
それから、この動画を見て、
さらにかわいいっ!てなった記憶。(1日に何回も見ていた学生時代…)
 
そこからはねむきゅんはかわいいけど、でんぱ組の良さはまだよくわからなかった。
歌いにくくて、ピコピコしているなぁって…(最初は「くちづけキボンヌ」だけ好きだった。)
 
 
そんな僕も「でんでんぱっしょん」でバチコンときて、でんぱ組のファンになりました。
当時たくさんいた新鋭のアイドルのなかでも、でんぱを推していたら、
なにかなにかおもしろいことが起きるんじゃないか?
という予感と勢いがこの曲の特にMVにありました。
(リボンの躍動感やそれに合わせてはじけるグラフィック、
CDジャケットのみんなバラバラなカオスな雰囲気はすごくかっこよかった…)
 
もう一つ好きになった大きなきっかけが『アイデア』というデザイン誌で、
「アイドル・アイデンティティの時代」という特集を読んだことです。
アーティストのCDジャケットなどは好きでも、
アイドルをデザイン的な視点で考察したことがなかった高校生の頃の僕には
他のアイドルの内容含めとてもカルチャーショックでした。
こんなものの見方があるのか!と大感動でした。
 
初めてでんぱ組やねむきゅんを観たのはキャナルシティ博多のインストライブかな。
(何のインストライブだったんだろ…)
お客さん多すぎて全然メンバーみえなかったけど、ねむきゅんだけ背が高かったから、
頭のてっぺんだけちょこんと見えてた。写真探したらあったけど、多分あげちゃだめなやつ。
 
多摩美に入学して
(これもなかなかにねむさんから影響うけてる節あり、ムサビと迷っていたので。)
ぼくは高校で使われていたあだ名が好きじゃなくて、どうしたらそのあだ名を使われなくなるかな?と考えたときに、今のあだ名より強いあだ名を名乗ろうという考えに至り、思いついたのが、「かずきゅん」でした。ぼくは「かずき」て名前じゃなくて、「かずみ」とねむきゅんの「きゅん」で「かずきゅん」です。最初こそ、まぁ…みんなに引かれたけど、いまでは「かずきゅん」がだいぶ定着してくれている。名前をすぐに覚えてもらえるって最終的にはとってもいいことだね。感謝だし、これからも名乗っていければなと思う。
 
初めてねむきゅんとちゃんと接触したのは夢眠軒かな。
確か用意してた料理が終わってしまい、
急遽うどんとねむきゅんが握ったおにぎりを食べたよな。
終わりのライブは「ホタヒカ」。
音源も持っておらず、すげーこんな曲あるんだ!と驚いたし、なんdだ、このいい曲!て思った。
あれからチケットあたらなかったり、なかなか時間が割けずで
夢眠軒行けたの一回きりだったから、本当に行けて良かったな。
 
グッズの抽選何回かして、一回だけすごいねあたったことがあって、
美術手帖1000号記念のプレゼントでねむきゅんが出してたコズメロのサイン付きCDとポスターがあたって、あれは本当嬉しかった。我が家の家宝のだな。こりゃ。

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家宝

 

最初にきちんとライブに行けたのは
「でんぱーりーナイト de パーリー in 国立代々木第一体育館
広ーい会場の遠くの席。でんぱのメンバーすんごいちいさかったけど、
すごく輝いてて、エンターテインメントだった。
「くちづけキボンヌ」を聴いてうわーー、ほんものだ!て歓喜してた。
隣の友達は結構呆れてたけど。本当に初めてのでんぱライブ、めいっぱい楽しんだ。
 
そのライブ以降はちょっと現場は離れていて
在宅オタとして、グッズや本をぽつぽつ買ったり、番組を見たりをしていたかな。
『まろやかな狂気』でアキバや対アイドルへの接し方を学んだり、
(ぼくがアキバに通った初め、しっかり馴染めたのはこの本での学びがあったから!
本名、年齢、出身聞いちゃダメ!
というか、あの日アキバに行ったきっかけもメンタル死んだあのときに
「バリ3共和国」の”どんなにリアルがダメだって この街は君を待ってるから”を
思い出して、あの街に出向いたんだよ!)

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付箋やラインだらけでもう一冊保存用に欲しい『まろ狂』
あとは「夢眠ねむと根本宗子のねむねも」もすごく自分には大きかった。あの番組がきっかけで今ではずっと観劇しているねもしゅーを知れたし、たくさんの文化人やアイドルも知れた。そういうねむさんやねもさんのアンテナをきっかけに知ったひとたちがぼくにはすごく信頼できて、東京だったりや、エンターテインメントだったりや、の文化面の自分の知見をどど~んと広げてくれた気がします。
 
そんな「ねむねも」ではねむねもんな文化祭がとても記憶に残っている。
ねもさんが一人芝居のあとに、「魔法少女☆未満」を歌って、
そこからのご本人登場での「未満」に「コズメロ」。
エモーショナルな展開ですっごいもの見てるぞぉぉぉってドキドキしてた
(「未満」の歌唱のなかでは一番好きなステージだった。)

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愛まさんがイベント用に描いた絵。スピードに衝撃
 
 
『本の本 ~夢眠書店、はじめます~』が発売されたときには
神保町三省堂書店のサイン会に行ってきた。
卒制でメンタルが死に果てていたはじめのあの時期に「卒制がんばれ!」と
鼓舞してくれたのはすごく気合いが入ったのと、
そのサイン会で、「かずきゅんへ」と名前を書いてくれたのが最高にハッピー案件だった。

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家宝!2
 
2017年末の大阪城ホールのライブは偶然タイミングがあって大阪に行けた。

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画像が微妙…
最初は五人組ででんぱ組をやると思ってたから、
未鈴ちゃんが「やっとライブができます!」で涙腺決壊してから、もうずっと泣きながら観てた。うわ、五人が踊ってるライトが紫色!わーーーん泣泣みたいな。
そっから七人体制が発表されて、あーー。ってw 涙は枯れたけどあのライブを観れたから
七人の新体制もすっーっと受け入れられたからだと思う。
物販とライブ以外の時間はひたすらレストランにこもってずっと卒制ばかりしていたけど、
最高なライブだった。行ってよかった、無理してよかった。
(無事に卒制も提出できた。)
 
卒業制作展でつくった図録の顔写真のページの自分がとったポーズ。
あれ、ねむきゅんのポーズです…
 
卒業のしらせは10/13だったな。上にあげたナタリーの記事。
その日はちょうど飲み会があり、みんなでワイワイ飲んでるときに
その報をふと見てしまい、そこからテンションだださがり。
でも「ねむさん話聞いてないよ!しんどいしんどい!」っていうよりは
事前に卒業の雰囲気をきちんと醸し出してくれていたので
(それとは言わず、でも終わりの季節が香る感じといいますか)
あぁ、いよいよそのときがきてしまったんだなという。
数は少なくても通える現場を大切に頑張ろうと心に誓ったのです。
 
会社との都合がつかず本祭にはいけなかったけど、「夢眠祭前夜祭」には行けました。
そんなにチケット死ぬ気でとったわけではないんだけど、
むちゃくちゃ良番で前から3列目のほぼまんなか?
あんなにねむきゅんを近くで長時間観れたのは本当に最上体験!
体のフォルムがボンボンなねむきゅん、あんかけちゃーはんをおいしそうにたべるねむきゅん、
ベッドインとジュリアナを振り回すねむきゅんもう中学生と霧ヶ峰
色んなねむきゅんを体験できる最高な現場だったな。
自分が信頼しているねむきゅんの文化的なアンテナを存分に体験できた一日だった。
いまでもあのときあたったチェキはずっと大切にしている。
ほんと神イベですよそして本祭にほんといきたかった

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BAY HALL、ミントグリーンだね
 
「夢眠時代」のインストイベント、どちらもサイン会だけは参加できました。
CDにサイン!紙下敷きにもサイン。ありがたい話だよなぁ。

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もういっこ通常盤も持ってる。なんならレコード欲しい
夢眠時代の制服着てるねむさんはそりゃもうかわいくて、かわいくてお強かった。
というか「夢眠時代」のアルバムががすごくすごく最高&最高です。
概念としての夢眠ねむの完成は初回盤のDVDのがわかりやすいけど、
ねむきゅんが10年間を通してぶれずにやってきたことや考えが
ここにすべてつまってます!曲の解説ならぼくができる!
(でも「まろ狂2」を買おう。そっちがわかりやすい!)
ぜひみんなタワレコダッシュしてください。
 
その後も『まろやかな狂気2』を読んだり、VVマガジンを読んだり、
橋本のArioでタワレコリリイベとかそれやばすぎでしょ!とか、
浅野いにおとのトークショーに外れたり、武道館公演のDVDを見直して泣いたり、
いけないイベントを思い、悲しみつつも、気持ちを高めてきました。
 
で昨日と今日、武道館公演でした!

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人生初の武道館
 
 1日目のライブは明るくて、元気で悲しさ一切なしの最高に楽しいライブでした。
一回も泣かなかったぞ!!ずっと笑ってた!
物販でちょっとメンタルがほろほろしたけれど、もうライブで完璧充電完了ですよ。
アリーナの結構前の席で、みんなが楽しそうにきゃっきゃ楽しんでるのが楽しかったし、
オタの皆さんのオタ芸の強さに引っ張られながら、ライブを楽しめた。
特に「ギラメタスでんぱスターズ」の破壊力たるや。イエッタイガーイエッタイガー…
 
 
で今日、2日目のライブ。昨日は本当に楽しいライブだったから
今日はどんだけしんみりライブになるんだろうって思ったら。。。
たのしーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
「太陽系~」からの「ギラメタス」でぶち上がらんわけがない!!
 
今回のライブも楽しいし、泣かないなと思っていたら、
「くちづけキボンヌ」で泣いちゃうみりんちゃんを見て
僕の涙腺は崩壊しました。そっからはもうずっと泣いたり笑ったりの繰り返しだった。
「あした地球がこなごなになって」ってこんなにフリが美しい曲だったんだとか、
やっぱり「くちづけキボンヌ」すきだぁぁぁとかさ。
ミントグリーンがねもちゃんに継承されたのもすごいよね。
担当色が人から人に伝わっていく現場なんて初めてみたし、
「WWDBEST」が聴けたのも奇跡だよ。
でんぱの今までの走馬灯をあの一瞬で一気に振り返ったよね。この曲を7人でする意味。
なんだかオタ芸も「WWDBEST」ときは静かだった。みんな最後のねむきゅんを目に刻んでたんだろうな。
(WWDシリーズは大切大切って言ってたけど、それがこんな伏線の回収をされるなんて…)
それから卒業をした瞬間に6人組のLIVEを見守る夢眠さん。
6人を見守る暖かい視線とか、でんぱのオタクとしてサイリウムを楽しそうに降ってるとことか、
そして私が卒業してもでんぱのライブに来るよな!と煽る感じとか
全て全部まるっとひっくるめて夢眠ねむを楽しみきれたなと思う。
 
2日目はチケットの運がそんなによくなくて2階席のだいぶ遠くの方で、
実際メンバーは小さくしか見えなかったんだけど、
すんごいこの席でよかったなって思ったのが、
ミントグリーン色のサイリウムがほんとうにほんとうに綺麗だったんだよ!!
涙で視界がぼやけた時の全面ミントグリーンのその様よ。
LIVE DVDでは体験することのできないとってもとっても綺麗で美しいものを見せてもらったよ。
 
 
でんぱ組は卒業してしまったけれど、芸能界は3月まで続くし、
あと1回くらい会える奇跡は起きるのだろうか。
今は何もわからないけれど、、、ほんとうに今までのこの瞬間まで
夢眠ねむを推してきて幸せでした。
この約6年間。ほんとうに僕は夢眠ねむに支えられてきました。
これからはお姿を拝見することはなかなか少なくなるかもだけど、
その考えや思いにまた感化されていきたいなと思ってる。
そしてやっぱり

夢眠ねむさんといつか一緒に仕事がしたい!

同時代を生きている人間として何か一緒に残せるものがあるならば、
それは自分の人生でも最上に最高な体験なんだろうな。
あぁ、書いていてうずうずしてきました。
もっともっと先を目指して自分も頑張っていかなきゃだね。

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最後に好きな夢眠さんの画像
とってもとっても長くなりました。
夢眠ねむさん、でんぱ組.inc卒業、おめでとうございます!!
ほんとうにありがとうございました!!
そしてこれからもどうぞ、よろしくお願いします!