Back Light Museum

日頃のこととかを時々ぼそぼそと

2017年観た映画ベスト2017

明けすぎましたが、2018年入って初めての投稿です。

あけましておめでとうございます。

今年も2017年の映画ランキングからです。

 

2017年は64作品くらい見ました。

 

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新海誠作品をちょこちょこみてみたり、

平成ゴジラシリーズを見進めたり(あと1作品!)

エドワードヤンや黒沢清のすごさに気づいた1年でした。

ということで、2017年映画ランキングはこんな感じ。

 

 

1.LA LA LAND

今年ぶっちぎりの1位は「LA LA LAND」。あんなに美しい極彩色でハッピーではありつつも、最後、特にラスト5分の畳み掛けからの、目を合わせて、物語の第二章が始まっていくのはもう…もう見事すぎる!今年どんなおもしろい映画を見ようとこの映画だけはずっと味方でいようと思ったので、今年の1位です。

 

2.クーリンチェ少年殺人事件

みんながおもしろいよと言っていて、4時間なの?どうなの?と観に行ったら本当にすごい作品だった。二度、三度と観れる訳ではないけれど、「今、僕は4時間かけて伝説を目の当たりにしているんだ…」っていうのをひしひしと感じました。他にもいくつかエドワードヤンの作品見たけど、やっぱり格別。

 

3.美しい星

笑わせてやるぞーって作品よりはまじめにやってるけど、変な様が面白いよねって作品が好きで、これはまさにそんな作品。金星人との遭遇シーンの音楽で左耳がいかれたので、家で見るときは音を大きくしすぎないように。

 

4.ヤンヤン 夏の想い出

時々ふいに現れるきめっきめな構図にあぁぁ!!ってグッとくる。あとはエドワードヤンでもハッピーエンドな作品もつくれるんだなぁと。

 

5.CURE

どんなホラー作品よりも気持ち悪かった。なんだかあの時代のドヨーーンとした雰囲気とも相まって心に残ってる。エンドロールが好き。

 

6.シングストリート 未来へのうた

劇中の音楽が本当に最高で、特にこの曲。

https://www.youtube.com/watch?v=fuWTcmjnEGY

 

7.お嬢さん

最後の物語の終幕のさせ方が好き。

出てくる二人もとっっても美しい。

 

8.恐怖分子

こちらもエドワードヤン。これはきつかったなぁ・・・。一番最初にエドワードヤン観るならこれかなぁ。

 

9.BABY DRAIVER

車、最高! 音楽、最高! 音楽聴きながら、運転ってサイコーー!な映画です。

彼女の追い込まれてからの人の変わりようにびっくり。

 

10.散歩する侵略者

面白くなさそうだなぁと思いつつ観たら、すごく面白かった。日本でできるレベルのSFの限界も感じつつ、それでも長谷川博己ターミネーターはむちゃくちゃ笑えた。

 

11.湯を沸かすほどの熱い愛

ラストのたたみかけや、タイトルそういうことかぁ。

 

12.Couples

これも最後の最後の画面の美しさ!エドワードヤン作品。

 

13.愛のむきだし

満島ひかり、若い!4時間でも全然長さを感じませんでいた。(クーリンチェはしっかり長かった!)

 

14.永い言い訳

もっくんがいいです。映画の雰囲気とか、あとは上田義彦の写真の霞んでる感じとかも。

 

15.もらとりあむタマ子

だるんとした前田敦子が大好きですっ!

 

16.百円の恋

クリープハイプの歌がいいね

 

17.藁の楯

日本でできるカーアクションの限界を見た!(それが物語のどこに置かれるかの是非は別として)

 

18.イージーライダー

最後!

 

19.君の名は。

おもしろくはあるけど、僕が味方しなくてもいいかなぁ。とか

 

20.HOUSE

2017年最後に観た映画がなかなかにパンチが効いてました。これをやれる東宝がすごい

 

という感じでした。

2018年は

エドワードヤンのコンプリート

・平成、ミレニアムのゴジラシリーズと平成ガメラ

黒沢清、大林宜彦、岩井俊二らへんもちょくちょく

という感じでまた色々映画みたいですね。

 

映画『ラ・ラ・ランド』を観た。

ラ・ラ・ランド』3回観て、3回目は色々メモしたので、

その内容をまとめとこうと思います。

 

「Anothe Day of Sun」の歌詞に

音楽と機械でできたテクニカラーで彩られた世界が私をスクリーンへと誘う」

って歌詞があって、この映画の極彩色の世界が始まりますよって、

ここでちゃんと伝えられてたんだなって確認できました。

 

ミアの服の色が本当に美しいなと思い、色の変化をずっと観察してみました。

WINTER:青(パーティーから最初の出会い)

SPRING:黄(パーティ)→白→緑

SUMMER:赤(ジャズバー)→白紫(夜のピアノ)

FALL:黒→薄水色(オーディション)

WINTER(5年後):黒

こう見ると最初の方やテンションの高いところは明るい極彩色が、

キメるとこやしんみりした場面はあんまり彩度の高くない服を着てる

のがよく分かりました。本当にこの映画、色自体は様々使われているのに、

派手すぎないで、かつ派手すぎるのがあまり長く続かないように、

エマストーンがとにかく目立つように工夫されていたり、

(ゼブの演奏でジャズバーでミアが踊る場面、

真っ赤な彼女以外みんな茶色から黒色の服だった。)

とても画面として見やすい!

最初の黄色いダンサーの穿いてるパンツまでなんか薄黄色でまじびっくりした。

 

ミアもゼブも全く仕事に気合い入ってないのもこの映画の見所

・ミア→仕事中に携帯鳴る。そして見ちゃう

・ミア→客の返品の手続きをほっておく。働け

・ゼブ→あんな大音量のクラクションで彼女を呼ぶ。うるさい

・ミア→上映中のスクリーンの前に立つんじゃない

・ゼブ→バンドでの演奏中に片手ポケットにつっこんでる、かっこつけんなよ〜

あとはゼブがミアを迎えにいく大事な場面「8時に行くね」と言ったのに、

あいつ8時3分くらいに家着きやがって、

なんだよ、その日はちゃんと決めてくれよ!って思います。

ももんくはあっても、エマストーンかわいすぎるし

(最初のドライヤーで風がブワってなるシーンが特に好き。

もう一個一個の動きが本当にチャーミング、great!)

ゼブもなんだかんだかわいくて嫌いになれないし、

(エマの車には乗らないで帰るとことか、元カノが考えた店名使っちゃうとことか)

だから、まぁ、イラっとするとこもチャラにしておきます。

(ゼブがお母さんに諭された時に、「俺は灰から蘇る不死鳥だ!」的なこと言ってて

おい、まじかよ。ともなったけど、ゼブ好きですよぉ。)

 

この映画見てて、いくつかあの映画のシーン思い出すなってなりました。

恐らくミアと彼氏とその兄貴カップルとご飯食べてるときのシーンは

Lost In Translation」のようだなぁとか(てか、ミア彼氏いたの?)

あと二人がプラネタリウムで踊るシルエットのシーン、

私には大林宣彦版「時をかける少女」のタイムスリップシーンにしか見えなかったぞ

まぁ、時をかけて愛し合ってたと捉えられなくもないけど。

 

あとは宇多丸さんの評論の中でも言われてたけど、

これ、本当ゼブとミアの二人だけの世界の話でした。

日本版の公式サイトの登場人物もこの5人だけだし、

 

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映画見てて、まぁ、この人って登場人物にカウントしても良いかな?

って人を挙げていくと

・ミアが一緒に住んでた4人

・カフェの店長

・ゼブのママ

・フリージャズの演奏をいやがるビル(『セッション』だ。)

・ミアを口説く脚本家

・キース

・ちょっとうるせーカメラマン

・ミアが舞台する劇場主

・ミアのパパ

・大事なオーディションの相手

・ミアの新しい旦那と子ども

まぁ、挙げたには挙げたけどキース以外はそんなに記憶に残ってないというか、

本当にゼブとミアが出会って、別れて、ちゃんと二人の関係性が続いていたであろう

瞬間も楽しませてくたうえで、二人の関係性が終わり、

新たなそれぞれの物語が始まる。そういう二人だけの映画だったんだなぁ

と登場人物を挙げて思いました。

 

他にもゼブがBGMを演奏してた結婚式はあれ、誰の結婚式?とか

(恐らくキースではないだろうか?)

外人は服の下から白い下着が見えても許されるのか!!とか

プリウスが走ってると、(いかにもアメリカな場所を走られると余計)

なんか冷めるとか…

 

いろいろ思いましたが、今年見た中では今の所、だんとつ一番おもしろかった!

僕もまだ観ていない『セッション』と『ニューヨークニューヨーク』を観てみよう。

以上、『ラ・ラ・ランド』のゆるーーいメモでした。

 

 

2017年1月のこと

結局2016年に触れたカルチャーも映画篇しか更新せず、中途半端なところでストップしてるけど、1月も終わったので、一月分で触れたカルチャーについて色々記していきたいなぁと思います。今月はやっぱり、特にテレビが面白かった、年末年始最高!

 

毎年年末年始に地上波などのテレビで観られる映画がどんなのかは楽しみにしているんだけど、「ビリギャル」「ベイマックス」「戦場のメリークリスマス」「座頭市」「南極料理人」「風の谷のナウシカ」とか今年はやってましたね。例年に比べたら、ちょっと退屈なラインナップだったかなぁ? MXとかずいぶん過去の海外映画の特殊上映とかしてたけど、過去すぎるよなぁ、「第三の男」とか「風と共に去りぬ」とか。あとは金曜ロードショーもまたジブリ冬祭りかぁ、もう四季ごとにやってるじゃんと思ったり、もっといろんな面白い邦画、洋画共に地上波で観れても面白いと思うんですけどね。

 

テレビは「久保みねヒャダこじらせナイト 正月スペシャル」ヒャダインが言い放った「体育出来なくてもお金は稼げるんだよ!」から始まった2017年。ワイドナショー元旦SP」乙武さんとベッキーが一緒に出演してたのは2016年の完璧な終わりをテレビで見せられた気がします。ピコ太郎も「COUNT DOUN TV 正月SP」を最後にあまり見かけなくなったな。2016年の終わりだぁ。「ゴッドタン マジ歌選手権」はヒムアイが本当に面白かった。ロバート秋山の「セックスフレーンド♫セックスフレーンド♫」も笑ったな。関口宏東京フレンドパーク2017」はもう出演者も豪華でゲームも面白さの鉄板で、TBSの本気がひしひしと伝わってきた。(「逃げ恥」が流行って、今相当ドラマに力入れてるんだろうな。)自分がゲーセンでエアホッケーにときめきを覚えるのってきっとこの番組がきっかけだったと痛感。笑点 正月SP」のねばーるくんとふなっしー、たい平さんのコンビもまさにカオス。画面枠をはみでるねばーるくんの粘り具合に今の「笑点」の上がり調子が見てとれました。ちょっと日が飛んで高橋一生出演の「A-Studio」はもう30分間きゅんきゅんの嵐。星野源とはまたちょっと違ったベクトルでかっこいい、かわいいを体現してると思うんだけど、ミステリアスさと甘いマスク、良い感じの年齢が受けてるのかなぁ。でその高橋一生も出演しているドラマといえば「カルテット」でしょ!!!!声を大にして「カルテット」でしょ!!!!!!!!!重苦しくもなりすぎず、ポップカルチャーを時には参照しながら、4人の交わったりの交わらなかったりの展開は本当に素敵で映画では描ききれない、細かい演出の数々が各一時間に込められていて、やっぱりテレビって面白い!と強く思わせてくれるそんなドラマ。菊池亜希子が朝焼けのサッポロ一番で別府君とのお別れを告げたならば、僕も家の小汚いベランダでサッポロ一番食べてみたし、(寒くて味がどうのこうのはあまりわからなかった。)吉岡里帆がすずめちゃんとペットボトル一個分の距離でイチャイチャしてたら、もうテレビに向かって感謝の土下座をしたり、なんだかそわそわどきどきしながら毎週楽しみに観ています。このドラマには本当「青春ゾンビ」というブログが教材として本当に素晴らしくておすすめです。毎週読むの楽しみにしています。

hiko1985.hatenablog.com

「サラリーマン左江内氏」は1話だけ観たけれど、うーーん、福田雄一に自分は本当にはまらないんだなって実感しました。僕らが観たいきょんきょんはあのきょんきょんじゃない!(本人は演じてて楽しいかもだけど)あと「住住」は案の定という感じでひとまず観てしまっているけれど、これから就活で平坦な日常がどんどん駆逐されていく未来が目の前に広がってるのに、こんな日常賛歌みたいなドラマを観てしまって、気が狂わないかが心配です。ひとまず様子を見守ります。もう一つ語りたいのが「新春テレビ放談2017」でのみんなが「フジテレビ」に期待してること。なんとなくだけど、ここ4,5年での復活の兆しの無さを見ると、もう4,5年はフジが上がってこない気がするんだよなぁ。それでもみんなやっぱりフジテレビが好きで、フジテレビ中心に世界が回っている業界人の方が多いんだなぁっていう印象でした。僕は最近はテレ朝とかTBS、MXとかが好きだったけど、フジテレビなぁ、、、うーーん、どうなんでしょう。(ひとまず「グッデイ」の安藤さんってどれくらい人気があるのか知りたい。)

 

ラジオとかWEB配信の番組でも面白いものがたくさんありました。星野源が「ANN」を1/2も生放送してくれたこと、細野晴臣との優しいトークを聴かせてくれたこと、嬉しさしかありません。NACK5では根本宗子とプー・ルイが番組やってて、ゆっふぃー時代のの「Primal.」はこんなに良いのかぁと再認識はしつつ、パンチラインは「ミューコミ+」の1月2日の代打MCに根本宗子が出演した際の西野カナっぽい曲の歌詞のリスナー投稿にあった「SEXのあとにミューズで手を洗う彼氏」がパンチラインだったな、最高。でんぱ組.inc夢眠ねむが審査員を務めるその年の本のタイトルの面白さだけを決める「日本タイトルだけ大賞」は「パープル式部」が大賞だったけど、個人的には「変態二十面相」が良かった。(後日Amazonで調べたら、思ったよりきちんとした本だった。)菅本裕子の「朗読ソフレ」はこれ、ソフレというより、、、って感じだったけど、もうSNSを駆使したゆうこすの一ヶ月の配信量のすさまじさに本当楽しんで仕事してんだろうなって思って、過去のいろいろも知ってる私には微笑ましいです。ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT」も攻めてて面白い。NON STYLE石田がゲストで出ていた回があって、相方の井上への不満を言ってて、本当に石田さん真摯にお笑いやられている方なんだなぁと、あの事件が起こった後目線で観て、なんだか感慨深いものがありました。雪下まゆのUstream配信みるみる絵が出来上がっていく光景はまさに神業。良い感じの選曲とともに素敵な夜を彩ってくれた。RHYMESTER宇多丸のウィークエンドシャッフル」内の「ダッチーチーチーチ特集」も最高だった。音楽の曲中にあるドラムのダッチーチーチーチって音が良いよねっていう特集。普段は気にしなかったけれど、確かにそれをメインに聴いてみるとあぁ、良き良きってなって、これは新たな発見でした。

 

音楽ではバンドじゃないもん「YAKIMOCHI」ぐみちゃん、ぐみちゃん♫

www.youtube.com

TEI TOWAがプロデュースした、Sweet Robot Against The Machineの「FREE」

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あとは上坂すみれの「恋する図形」がすごい。THE ロシアアヴァンギャルド構成主義って感じなんですね。この曲。

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そのほかにはJ-WAVEの番組RADIO SAKAMOTO内の新春放談で坂本龍一小山田圭吾とかと混じって長嶋りかこさんが出演されていて、なかなかに知的な対談が繰り広げられていました。(正直難しかった。)でもこういう番組にグラフィックデザイナーが出てくるのはすごく嬉しくて、ぜひいろんなデザイナーがいろんなことをマスメディアで発信してほしいなと強く思います。この前の「NEWS ZERO」には吉田ユニも出たみたいで、男性デザイナーもどんどん出てきてほしいな。本では、こうの史代この世界の片隅に戸田ツトム「森の書物が今月はおもしろかったです。前者はもう映画が本当に良かったので、その原作もぜひぜひ読んでみたいということで読んでみました。基本は映画に忠実に(映画が漫画に忠実なんだけど)物語が展開していて、でもそこに漫画だからこそできる実験的なコマ割りや生活、風土表現がなされていた。戦争に突き進んでいく難しい時期だけれども、日常の生活に寄り添ったそんな美しい漫画でした。あと「森の書物は1989年発刊の本なんですが、当時新しくでてきたDTP技術を使って本を作ってみたという一冊。1995年に佐藤直樹さんがDTPを使って「WIRED」という雑誌を一冊デザインしているから、そう考えたら、相当早い時期からのトライで、だけれどもこれがまたかっこよくて、よくここまで画面として整頓できた美しいものができるなぁと。戸田さんはDTPに早くから着目していたデザイナーの一人、興味ある分野だし、これももう少し研究案件。とここまでは良かった本の話だけれども、でんぱ組.inc古川未鈴ちゃんが「irotoridori」っていうミニ写真集を発売して、本屋で中身が拝見できる機会があったので、してみたんだけれども、うーーんってかんじで。7種類くらいの鳥に扮するってテーマでいろんなみりんちゃんが観れるんだけれども、なんだかデザインが変に画像を重ねたり、切り貼りが思ったより多くて、僕たちが写真集で期待してるのはこういうことじゃないんだよ!!っていう。なんとなくデザインとか衣装がモデルに勝っちゃってる気がして、モデルの女の子が観たい!ってなりました。でも女の子が考えてること(文章)とかもやっぱり知りたくて、どういうバランスが良いんだろうって考えた時にAKB48のフォトブックシリーズ「あっちゃん」とか「さしこ」とかああいう類が着地点ではないかな?少なくても僕はああいう本の方が写真集より楽しめるなと強く感じました。1/21には「BLOWS UP David Boy & Iggy Pop」鋤田正義さん×羽良多平吉さんのトークショーに行ってきました。もう羽良多さんが本当に好きで、最近もうずっとぞっこんで、生で拝見できる機会だということで拝聴しに行ってきました。もう羽良多さん、声がかっこいよくて、トークショーでも貴重なお話がたくさん聴けて、DMにサインまでいただけて最高な時間でした。個人的には羽良多さんが70年〜80年代を「アナログからデジタルに移行していく前夜」とおっしゃっていたのが印象的だったのと、宮沢章夫さん知っていらっしゃるんだと感動した次第です。生ハムと焼うどんの断食報道に驚きつつも、「デザインのひきだし」のデザイナーが鈴木千佳子さんに変わったのもびっくりでした。本当に佐藤さんは絵画の世界に進んでいかれるのかな?PARTNERにも佐藤さんの記事が掲載されていたな。銀座で行われている「中村至男展」「仲條正義 IN&OUTあるいは飲&嘔吐」も観てきた。前者はもう明和電機の素晴らしきデザインの数々が拝見できて、しかも「7:14」が購入できたのがすごく嬉しい。後者の方は正直ポスターの良さは僕にはわからないものも多いのだけれども、(だからいろんな仲條さんの本を読んで勉強しています。)地下の「花椿」の圧倒的な質と量が織りなすデザインの圧力に本当にただ呆然と立ち尽くすのみで。作品集もいよいよ発売されるということで、ぜひぜひ『花椿』も掲載していただけることを祈っています、服部先生。そして1/31に大森靖子がニューアルバム「キチガイア」の発売が発表されていたけれども、タイトルが「kitixxxgaia」に変更になって。大森さんがアルバム発売に寄せたコメントやLINE BLOGにあがったアルバムタイトル変更の経緯を読んだりして、全てがわかるわけではないけれども、タイトルが変更になった今となってはそれを応援するしかないのだけれども、、、でもきっと大森さんには「キチガイア」にした強い真意があったと思うのに、それがタイトルの字面、言葉の意味合いだけで文句を言われたり、タイトルを変えざるおえないのはなんだか良くないなって思うし、表現者にとって優しくない世界。受け取る側もなめられている気がしてどうなんだろうなって疑問に思いました。

natalie.mu

lineblog.me

 

1月は大体こんな感じでした。ここまでで約5000文字。書くことを絞ろうとしないと、こうも長い文章になってしまうのか。編集力、これから頑張って身につけていきたいなと思います。ということでまた2月に。

2016年観た映画ベスト

明けましておめでとうございます。かずきゅんです

また久々のブログ更新です。

映画は2016年に限らず1年間で観た中から、ランキングをつけています。

では、いきましょー。

 

【2016年 映画ランキングBEST20】

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1位 シン・ゴジラ(今年)

今年の僕の1番はもうこれです。映画館に3回観に行きました。戦争と震災を重ねあわせ、現代の日本の破壊、そして復活を魅せるこの映画には本当に素晴らしいの一言。やっぱり僕たち、日本人はゴジラにドキドキする生き物なんだな。

 

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2位 この世界の片隅に(今年)

立川に観に行きました。こちらも1位と甲乙つけ難い大傑作。

物語のすずさん達とは違って、映画を観ている観客はこれからこの人たちがどういう運命をたどっていくのかが分かっていて、その瞬間が迫るに連れて嫌な緊張がひしひしと心を締め付けてくる。のんちゃんが復活してくれたのもすごく嬉しかった。

 

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3位 おとぎ話みたい

ずっと観たくて、今年やっと映画館で一回観れて、今はTSUTAYAでレンタルもされています。1時間という短い時間の中で片田舎の女の子の恋、そして失恋(上京)が今、一番最高にロックンロールなおとぎ話の音楽に彩られて、展開されていきます。

 

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4位 桃太郎 海の神兵

戦時中の子ども達への戦意高揚のための当時の日本軍が制作したプロパガンダアニメ映画。落下傘で地上から降り落ちていくシーンが本当に当時のものとは思えない美しさで、画質は悪いけど、Youtubeでも観れるからぜひ観てみてほしい。

詳しくはここに書いていたりします。

nnn3328.hatenablog.com

 

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5位 海街Diary

この映画に描かれている4姉妹の生活が美しくて、愛しくてたまらないなって思います。瀧本幹也さんのカメラが本当に冴えていて、桜並木のシーンや、花火のシーンや好きなシーンがたくさんあります。やっぱり夏帆が好きです。

 

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6位 紅の豚

今まで観た事なかったんですよね。。。

もうすごくよかったです。かっこいい大人に、いかした男になりたいです。

これを踏まえての「風立ちぬ」があったんだなぁとなんだか納得。

 

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7位 Mommy

物語やビジュアルもさることながら、画面枠のこんなダイナミックな使い方があるんだという発見があった。物語の身につまされる感も好き。

このポスターもすごく好き。

 

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8位 天使のはらわた 赤い淫画

日活ロマンポルノを今年は二本観て、これがすごくよかった。

すごい挑戦的なカメラアングルや重苦しいストーリーで、今の映画には無い!刺激的だ!!ってなった。

こたつだけであんなにエロい魅せ方があるなんて、拍手

 

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9位 Lost In Translation

スカーレット・ヨハンソンってこんなに美しいんですね。ビル・マーレイのあの感じもすごく好きです。自分の好きな逃避行的東京感がここには描かれていて、やっぱり東京ってこれくらい夢のある場所なんだって、福岡から上京してきた僕は夢見ていたい。

 

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10位 ワンダフルワールドエンド

蒼波純がかわいいです!全てを吸収してくれる彼女の無垢さ。

そして橋本愛という女優に託される役柄の運命のはかなさを思うと、もう胸が苦しくなります。大森靖子の「君と映画」も良い感じです。

 

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11位 ワンダフルライフ

死への恐怖がなくなるんじゃないかってみていたら思えてくる。

日本的な優しさに満ち満ちた作品。

 

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12位 地獄でなぜ悪い

こんなに明快で明るく元気なのって正義だと思う。なんていうか痛快って言葉が合うかな?星野源が普通のお兄さんで居られた最後の作品なのかなぁ。

 

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13位 太陽を盗んだ男

こんなに刺激的でとちくるった映画が日本で公開されていたのか。

当時の日本がずるい!原発の描き方がふわふわしてて、それもまた愛らしいな。

 

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14位 黒い十人の女

バカリズム脚本でドラマ化されると聞いて拝見。あぁ、これはおもしろい。

白黒を最大限にいかした画面構成がされていて、星空を見上げるシーンが好きだったり。物語の冒頭で示されるしかけが分かった時のすっきり感よ。

 

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15位 復讐するは我にあり

古い映画が続きます。ただただ重くて不穏な殺人犯を追った映画なんだけど、

なんか記憶に強く残っているんだよな。

お風呂のシーンが特にすごかったんだよなぁ。

 

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16位 スワロウテイル

円都という架空空間を当時の東京に無理矢理作って、しかもそれが映画としてキチンと成立させれてることにすごく感動する。「ゲゲゲの女房」はこれが失敗してるんじゃないかな?最後のラストシーンはわかっててもカタルシスがあって良いよなぁ

 

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17位 Stand by Me

エンディングの音楽がかかる瞬間のためにひたすら待つ。

 

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18位 完全なる飼育

竹中直人が住んでる場所の立地や部屋のきっと何かが起きるんだろうな感が見事。

なんだか地方の閉塞感を感じます。小島さんすごくよいです。

裸はでてくるけど、あからさまにやってるシーンとかは出てこないから、

案外観やすいと思う。

 

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19位 もののけ姫

改めて観たので、2016年のランキングに入れておく。

良い。悪いわけが無い。圧倒的に溢れた映画。

 

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20位 パシフィック・リム

地獄でなぜ悪い」と一緒で、自分の好きなことを突き詰めたら、こんなに素敵なエンターテインメントになるんだなぁって一作。アメリカな感じは好きじゃないんだが、アイアンマン然りこれ然り、ロボットだから許せるんだろうなぁ。

 

という感じです。今年はだいたい69本くらい観れたかな?

今年公開では他に「溺れるナイフ」「神宿スワン」「アズミ・ハルコは行方不明」

を観れました。「君の名は」を結局2016年内に観れなかった。。。

上位3つが圧倒的だったなぁ。。。

最近は地方の閉塞感、村感の良し悪しについて、「復讐するは〜」とか「アズミ〜」とか「溺れるナイフ」とか観て考えたりしています。自分もむちゃくちゃ駐車場も店内も広いドラックストアがあるような地域に住んでいたからなぁ。そういうところの町をでたくないっていうなる考え方とかどんなんだろうって考えたりしています。

 

来年は今年よりは少なく、でもたくさん映画を観れたら良いなぁって思います。

 

 

 

16/7/25 スプツニ子!さん講演と『桃太郎 海の神兵』

多摩美でスプツニ子!さんが講演をした。

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スプツニ子!さんの講演では、問題を模索、提起するデザインである、「スペキュラティブデザイン」について教わりながら、最近の作品についていろいろ聞けた。
 
セドリック・プライスの移動式大学の話しが面白くて、教育を得るためには都心に出ないとダメなのか?その土地で受ける教育を提案されてて、
自分は福岡から何かここ(東京)に得るものがあるかも。と思って上京したけど、今こっちにいるからこそ福岡の魅力にも気づいたりして。
でもやっぱり東京は機会だったり、情報だったりが圧倒的だから、それが地方にも振り分けられる仕組みはすごい欲しいなと感じた。
 
あとはSNSの時代に、他の人が言ってることを自分が言ってると勘違いしちゅうひとが多い。咀嚼して、自分の意見を持とうと。
うーん、なっとく。自分もその節があるので気をつけねば。
 
スプツニ子!さん、自分のプレゼンの際に前傾姿勢で、ハキハキしゃべっていらっしゃって、
すごい伝えようという意思を感じました。素敵だな、強いなとすごいなと思った。
 
あとはこの対談が学生によって企画されたのがすごいよね、そんなことできるんだ。
ぼくも多摩美でやってみたい企画講義たくさんあるよ。
90年代、日比野克彦以降の表現のグラフィックデザインのこととか、エンブレムのけん、多摩美で話すのもおもしろいよ、うすらグラフィックだってしたい。これを多摩グラで出来るのか?やってみたい、すごい興味ある。
 
 
それから、「桃太郎海の神兵」という映画を渋谷で見てきた。
1945年4月公開。海軍陸軍の落下傘部隊の作戦を元に製作された少国民に向けての国策プロパガンダ映画。

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物語はのどかな自然の風景から始まる。戦地から帰ってきた海兵たちが、村に帰ってくる。村のこどもたちと戯れながら、のどかで安らかな時間をすごす。
たんぽぽの綿毛が空を舞う光景とパラシュートの落下傘が空を舞う光景がフィードバックして、戦地のシーンが始まる。
 
国策のプロパガンダ映画で国が主体となり予算や人員などが用事されたとはいえ、戦時中の日本映画。ぼくもYouTubeで幾つかこの系統の映画を見たことはあるが、作品の質が低かったり、内容がひどかったり、(ストーリー的にも、米兵の扱い的にも)するものが多いけど、特に前半のシーンは美しくて、なめらかではないにせよ、しっかりと動きの描写された彼らたちには本当の命がやどっているようで、
 
中盤からは戦地での物語に、兵士たちの生活から、隊長の桃太郎がやってきて、本番までの準備、そして本番の奇襲攻撃の様子が描かれる。
ここでも感動するシーンがいくつかあって、
まず奇襲攻撃当日の朝日が昇りはじめぐらいの逆光表現?美しかった。兵士としての心に秘めたるいろんな思いがなんかこみあげてくるよね。
あとびっくりしたのが、雨水の表現。日本は輪郭線の文化で浮世絵とかも輪郭線で雨水を表現したとこに素晴らしさがあるとおもうんだけど、ここではすべての雨水が立体的な水滴として表現されてることにびっくりした。(海外のディズニー映画の影響受けたりしたのかな?)
 
そして落下傘で兵士が落下していくシーンね。美しいんだよ。本当に綺麗。すごい丁寧に描写されてて一瞬だけど、すごいんだよ。ここらへんは多摩美教授の竹熊さんが漫画文化論で話すとこだね。
 
あとは奇襲が成功して、米兵たちが降参する瞬間にトランプが地面にちらばるシーンがあるんだけど、そこで最後にひらひらと地面に散るのがキングのカードなんだよね。当時世界で一番強かったキングの陥落。表現の仕方が素晴らしいな。
 
っていろいろ話してきたけど、これは少国民の戦意を高揚させるために作られた映画だってことを忘れちゃいけなくて。
 
この映画に出てくる日本兵は隊長の桃太郎以外すべて動物で。猿やウサギや鳥が戦闘機を飛行したり、爆弾をなげたりする。しかもそれを指揮するのは桃太郎。
トークイベントで小野耕平さんが言ってた「おとぎ話の主人公が戦争に駆り出されるという悲劇。」当時の日本軍の切羽詰まり具合が露骨に現れてるとも思う。(ちなみにやられる米兵の中にはポパイがまじってたりもする。)
他にも米兵と日本軍の話し合いの場面での明らかに米兵を見下した描き方、喋り方してるとことかすごいイライラする。
 
でもこの映画はやっぱり美しくて、監督の瀬尾さんもプロパガンダなだけの映画にしようと思ったわけではなく、やっぱり映画のメインを締めるのは生き生きとした、子ども達を笑顔にさせるようなのどかで優しく、そして美しいシーンの数々。
この映画を大阪で見た手塚治虫は感動して、「この作品を見てこんなアニメを作ろう」と思って、後に日本のアニメの新しい歴史をつくっていくのです。
戦争の映画とはいえ、ここに溢れるイメージのほとんどは反戦そのもので、どこか宮崎駿の『風立ちぬ』を思い出させたりもします。飛行機が好きな堀越二郎は飛行機が好きで好きで,戦争の兵器として使われる事が分かっていても、彼は作る事をやめなかった。瀬尾さんもやっぱりアニメーションが好きだったんだろうなって。作る事をやめられなかった。でもそのなかでも出来うる限りの自分の表現者としての信念や想い、そんなものがにじみ出た、そんな伝説の映画だと感じます。
 
戦後70年を経て、デジタルリマスターで復刻されたこの映画、改めて現在に見る価値のある映画だと思います。
YouTubeでも観れるんだけど、映画館で観る画質は本当に綺麗です)
 
ってことで、久々にたくさん語りたかったからブログ更新でした。

2015年観た映画ベスト70

昨年に続き、2015年に観た映画全70本をどれが良かったかな?って並べてみました。(やっと着手する気になった)

昨年も書いてるけど別にどの映画が良くて、悪くてとか言うのじゃないし、順位だってあやふやな所があったり、観てるタイミングや環境によって感じ方なんて全然違うんだけど、それでもやっぱりしてて楽しかったのと、自分が去年観た映画をきちんと記録しようと思ってかいたものなので、まぁ、なんかパッケージでもみながら、コレは面白そう。なんて思ったら、是非観てみてください。

趣味全開ですが、映画のポスター観てるだけでも最高に楽しいと思いますのではい、スタートです。

 

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1.あの頃ペニー・レインと

もう僕の好きな青春もやもやものドンピシャで、いやぁ、すごいよかったなぁ。

旅って良いなぁとかロックて最高だなぁって色んな気持ちにさせてくれた。

だんだん年齢を重ねていって、あの頃を忘れそうな時に、

ふと観たくなる。そんな映画だと思う。

 

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2.ウォールフラワー

こちらも先ほどと同じく。

もう自分の大好きな感じでした。

影にいる子に光が当たるのが大好き。

光が当たったらあたったでやきもきするのも大好き。

エマ・ワトソンも良いけどエズラ・ミラーが最高にかっこいい。

 

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3.バクマン。

日本映画でも、ハリウッドに負けじとここまで出来るんだよなぁ。

大きなアクションとかスリルハラハラとかじゃないけど、

細部までのこだわりようには感動せざるおえない。

日本人らしい映画だなと感じた。

 

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4.007 スカイフォール

穴だった。完璧すぎる

今まで007シリーズ観た事なくて、金曜ロードショーの録画を何気なくみただけなのに

おったまげた。こりゃ、すごいや。

上海でのあのガラス張りの建物で戦うかっこ良すぎるシーンはなんなんですか?

ほんとにあのシーンがかっこいい。それだけで、もうこの順位!

 

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5.愛のコリーダ

まさかこの映画を観れるとは思わなかった。東京ってすごいなと思います。

愛のみをひたすら90分見せつけられるそんな映画。強すぎる愛。

映倫は本当にモザイクのかけ方どうにかした方が良いよ!

 

f:id:nnn3328:20160213224755j:plain6.劇場版 テレクラキャノンボール2013

絶対的おすすめはしないけど、僕はおすすめだし、

心に響いたので、興味ある人は観ても良いと思います。

そこらへんの重たいヒューマンドラマよりはよっぽどこっちの方が胸うつよ。

 

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7.時をかける少女

なんか心に残ってるんだよなぁ。

海に落ちる衝撃のだささだったり、

タイムスリップのコマ撮りを利用した先駆的演出だったり、

ともかくなんか記憶に残ってる、また観たい映画。

 

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8.PERFECT BLUE

一回何かのテレビ放送かなんかで観た事があったんだけど、

いやぁ、すごかったな。本当に混乱します。

実写で出来そうだけど、 あの頃のべったとした画面着色だからこその気持ち悪さ

みたいなのが良い感じに効いてると思います。

 

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9.小さいおうち

コトー先生がめずらしくコトー先生じゃない映画だった。

なんかセットがセット然とはしてるんだけど、逆にそれが良かったり。

不倫はいけませんよーーー

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10.EXIT THROUGH THE GIFT SHOP

学校の授業がきっかけで見始めたドキュメンタリー映画のなかで一番響いた映画。

やっぱり自分に近い世界だからね。

現代アートの価値観についてかんがえさせられます。

バッタもんにはそれの良さがあるのもわからんでもないけども

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11.シンプル・シモン

画面の構成要素が好き!カラフル、幾何学的。

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12.ゴーン・ガール

飛行機の中で観たのでなんかいやにモザイクがかかってたけれども、

すごいよくできた話だなぁって思った。

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13her/世界でひとつの彼女

非常にSF的で。でも性欲処理だけ人間にまかすのは、、、とか色々考えさせられる。

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14.友だちのパパが好き

面白かった。あんな感じのおじさんはすきになっちゃうよ。

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15.アンストッパブル

こんなにスリル満点でドキドキしちゃうなんてね、心臓には悪い。

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16.ボーリング・フォー・コロンバイン

実際に映画の力で問題提起をして、微力ではあっても解決に導いた部分もあるんだからそれだけで素晴らしいと思う。

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17.ゴジラ(1954)

思ったよりも画面が暗くて、それがまたいい味を出してるっていうね、

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18.A

オウム真理教を内部から描いた意欲作。

Youtubeで観れるからみんなも観て考えてみてほしいな。

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19.劇場版 しろぜめっ!

MOOSIC LAB2015内の作品。あぁ、こんなのもありなんだって意味で衝撃

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20.STAND BY ME ドラえもん

まぁ、ドラ泣きしてしまったので、悔しいけど。

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21.グランド・ブダペスト・ホテル

どうやってこんな映像を撮影してるのかを知りたいなぁ。

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22.トキワ荘の青春

赤塚不二夫が連載決まって、上を見上げる瞬間がもうグーーーーッド!!!

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23.ノッティングヒルの恋人

彼女とは映画の趣味はあんまりあわないけど、すごい良かった。

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24.THE OMEN Ⅱ

こんなに雑な動機で人が死んでいくのは逆にエンターテインメント。

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25.メトロポリス

やっと見直せた。良かったぁ、壮大だよ、大友克洋

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26.BABEL

よく出来た話しだよな。ポスタービジュアルがすごく好き

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27.GODZILLA

次はもっと、ものとものががっちりと戦う場面が観たいです。

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28.思い出のマーニー

これって、やっぱりゆり、狙ってるんじゃないか?

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29.東京ゴッドファーザーズ

お話考えるの大変だったろうなぁ

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30.紙の月

宮沢えりの普通のおばさん感

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31.ジャッジ!

こっちの世界にいたら楽しいんだけどね、ただ内部受けが良いとも思わんが

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32.ねもしすたぁ

せのしすたぁは大好きになりました!

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33.サッドティー

青柳文子はかわいいんですね。日本の映画って感じ。ながい

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34.アオハライド

本田翼でもってきた。本田翼で乗り切った。

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35.四日間の奇蹟

この映画の稲妻の演出が奇蹟

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36.ソーシャル・ネットワーク

Facebookの話しじゃない。

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37.オーメン

2が好き。こっちは普通に古いホラー映画、あっちは笑える。

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38.アイアンマン

実写版(金のかかった)鉄人28号だぁとか思います。

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39.図書館戦争

思ったよりは面白かったので。

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40.バック・トゥー・ザ・フューチャー

思い描いてたよりもアメリカンホームドラマ。でもすごい映画だよ。

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41.ヘルタースケルター

んー、沢尻エリカはもうこういうスキャンダラスな役しか頑張れないかぁ。

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42.さよなら歌舞伎町

あっちゃん、いる?

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43.スイートプールサイド

現実にさえおこらなければ、須賀健太の発狂ぷり

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44.TAXi

カーチェイスは嫌いじゃない。ストーリーはしょうもないけど良い。

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45.ブリングリング

タイッサ・ファーミーガって女優がすごく好きなんです。

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46.おおかみこどもの雨と雪

あんまり好きくはないかも。動物も家族もピンと来ない

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47.メリエスの素晴らしき魔法魔術 月世界旅行

先に白黒を観れば良かった

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48.日本沈没

なんで絵になる所を最後に持ってこない?

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49.ルパン三世 カリオストロの城

僕は複製人間が好き

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50.森崎書店の日々

この映画を観た後、神保町に行ったのが楽しかったです。

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51.エヴァンゲリオン新劇場版:Q

この映画のこれからの展開がまさにQ

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52.星になった少年

衝突シーンがひどい

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53.そして父になる

丁寧な映画だけど、あんまりピンと来なかった。家族ものだからと思う。

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54.マイ・ブルーベリー・ナイツ

ノラ・ジョーンズってのを知っててみても多分ピンと来ない

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55.ted

吹き替えで観る事に意味がある珍しい映画。日本人は有吉が大好き

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56.きいろいぞう

宮﨑あおいはすごい、透明感じゃない。透明

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57.うさぎドロップ

芦田愛菜ちゃんて演技がすごく上手なんだなぁ。明日ママがいないも観たい

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58.NINIFUNI

ももクロが出てるから話題になったんだろうが、ちょっと難しいなぁ。

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59.シザーハンズ

このポスターが好きです。

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60.真夜中の五分前

ジョセフ・チャンがすごい美人。ただ三浦さんが、

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61.サスペリア

うん、セットの古めかしさとかは好きよん

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62.雷桜

長い

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63.百瀬、こっちを向いて

早見あかりのための映画。久留米だしてよー

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64.テルマエ・ロマエⅡ

続編はなくて良かった。

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65.アルゼンチンババア

うーーん、堀北真希の制服には一見の価値あり?

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66.俺はまだ本気出してないだけ

こういう感じの主人公は苦手。ただ女子—ズもはまんなかったから、

多分この監督が好きくないだけ

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67.ランウェイ☆ビート

こういう青春映画は好きじゃない。

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68.王様とボク

こんないつかめない映画は本当に初めて。逆に観てみてほしい。

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69.風俗行ったら人生変わったwww

よくない

 

殿堂入り(ボクの中ではぶっちぎり一位ですが、おすすめできないので)

飛び出す人造人間キカイダー

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という感じです。2015年は計70本映画が観れたよ。嬉しいなぁ。

まぁ、全部順位はつけたけど、

これは本当に自己満足のお話なので、

まぁ、でも共感してくれる所があったり、

これをきっかけで、その映画に興味を持ってくれたら、

それにこした事はないな。

 

ということで、来年もたくさん映画を観よー。いぇーーい

 

 

 

 

 

20歳になりました

こんばんは、むちゃくちゃ久々の更新だわ。

 

坂口和巳、今日5/22に無事20歳になりました。

おめでとうって言ってくださった皆さん、

本当にありがとうございます。

みんな、誕生日覚えてるなんて、すごいなぁと思います。

 

19歳、最後の10代。

相変わらずいろんなことがありました。

学校の課題に追われて、フリーペーパーに追われて、

死にものぐるいで動きまわっていた気がします。

今も全然忙しいんだけど、

福岡にいるみんな、多摩美に通って知り合った仲間と、

沢山の仲間達と、こうやって知り合い、仲良くさせていただいたおかげで、

前より、少し多くの支えの中で、忙しい生活を送らせてもらってると思います。

 

20歳になったんですが、今日もいつもと特段変わらない生活をおくりました。

遅刻して、授業で寝て、エヴァンゲリオン観て、マリカして、親と焼き肉を食うた。

そんな最後ちょっぴり贅沢な一日でした。いぇ〜い。

これからも30歳までは行きいそぐと決めてるので、課題とか、その他もろもろ、

行きいそぎまくって頑張っていきたいと思います。

 

みんなからは「すごいね、そんなにがんばって大丈夫?」とか言われるけど、

個人的には頑張れてるのかよく分からなくて、不安だし、

いくら頑張っても案外倒れたりはしないのはもう分かってるので、

今年もまた一年、全力でいろんなところに首突っ込んで頑張っていきたいと思います。

 

それから、19歳はいろんな媒体のなかでいろんな経験をさせて

いろんなことを学ばせていただいたんですが、

今年は自分を磨きたいと思います。

もうね、本当、制作がしたい!!!

自分の描きたい絵、表現したいもの、ことをたくさん表現、発信していきたいです。

もうね、色々伝えたい事があるんだよw。

僕のペンネームcarrotappliqueとしての活動頑張っていきます!

これ、僕の作品がまとまってるサイトです、どうぞご覧下さい。

http://carrotapplique.tumblr.com

 

そして、ラスト。

かずきゅんは自分で言うのもなんですが、知り合いが本当に多いです。

ありがたい事に今年もたくさんの人に出会い、

仲良くなることが出来ました(出来たかな?出来たよね?ね?)

それで、僕はそんな人と人をつなげる媒介者でありたいです。

みんながかずきゅんといたら笑顔になれる、笑っていられる、

そんなみんなのポップアイコン「かずきゅん」でいたいです。

 

本当、きれいごと沢山並べましたが、

まぁ、また一年は走っていくのみです。

20歳のかずきゅんこと坂口和巳もよろしくお願いします。

また一年、精進させていただきます!!

 

あ、お酒をみなさん、飲みたいです。

連絡ください!!!